専修寺 一身田町 津市 三重県
この寺は、もと栃木県二宮町高田にありました。親鸞聖人の関東地方教化によって生まれた門弟たちの中心道場として建てられた寺で今もそこに伽藍が残っていて、国の史跡に指定されています。 15世紀になって、第10代住職真慧上人という方が、東海・北陸・近畿の各地へ積極的な布教を行い、多くの末寺がでさたので、その中心寺院として一身田に建立きれたのがこの寺で、やがて教団の中心が関東からこちらへ移土され、ここが本山となりました。 伽藍は創建以来2度の火災に遭い、現在は3度目の再建で御影堂I(本尊は親鸞聖人座像)と如来堂(本尊は阿弥陀如来立像)とが国指定の重要文化財、山門・唐門・御廟が県指定文化財で、堂の背後にある庭園は県指定名勝になっています。また宝物館には国宝三姑和讃を始め、多数の親鸞聖人真筆が保存されています。一身田商工振興会
左:如来堂 右:御影堂 前に銅燈籠2基