雷門(風雷神門) 浅草
最初の門は浅草寺の総門として942年(天慶5)に建てられた。数度の火災による焼失、再建がなされたが、1635年(寛永12)徳川家光によって建てられた門は右に「風神」左に「雷神」を安置してあるところから正しくは「風雷神門」、略して雷門と呼ばれた。1865年(慶応元)の火災にあって以来、ながく再建されなかったが、昭和35年松下幸之助氏の寄進で、昔の姿そのままに再建された。裏には天竜像、金竜像がある。「雷門」と書かれた大きな提灯がさがっているが、「名所江戸百景」の雷門には「しん橋」と書かれている。現在は本堂の提灯に「しん橋」と記されている。