浅草寺本堂 浅草
東京で最も古い寺である浅草寺の起源は、推古天皇36年(628)、漁師の檜前(ひのくま)兄弟が隅田川から拾い上げた観音様を、土師中知(はじの なかとみ)が堂を設けて安置したのが始まりと言われる。大化元年(645)に観音堂が建立された。 徳川家康は、秀吉から関八州を与えられ天正18年(1590年)に入府。芝の増上寺を菩提寺に、浅草寺を江戸城鎮護の祈願寺に定めた。 現在の本堂は昭和33年の再建、本尊の聖観世音菩薩を安置する。