滋賀県指定史跡 大溝藩分部家墓所   平成4年3月31日指定
 分部氏はもと伊勢国上野を根拠に織田信長の被官として仕え、のち関ケ原の戦いの功により二万石の知行を得て、元和5年(1619)光信が大溝藩主として転封された。その後幕末まで11代にわたり藩主を務めた。 墓所は光信と光庸を除く各藩主や奥方等関係者で構成され、五輪塔七基、一石五輪塔一基、墓標一基などが整然と配置され、江戸時代を通じて一藩の歴代藩主の墓がたどれるとともに、近世の墓制を考えるうえで重要である。  平成5年3月 滋賀県教育委員会
  大溝藩分部家墓所(円光禅寺) 勝野 高島市 滋賀県