五条橋 清洲 清須市 愛知県
 五条橋は室町期、斯波氏の時代から架かり、1610年の清洲越で城と共に名古屋堀川に移されるまで,まさに「御城橋」の役を果たしてきた。 信長が愛馬に跨って渡り、豊臣秀吉がほぼ、全国統一を成しとげた小田原征伐の帰路、この橋の上で上畠神社ヘ社領の寄進を行った。 清洲越の後、美濃路宿駅として清洲が復活すると、旅人の往来著しく、五条橋は何度も改築されてきた。 現在の橋は名古屋移転前の擬宝珠の親柱と銘文をそのまま復元したもの。 美濃路まちづくり推進協議会