1955年(昭和30年)現在東北大名誉教授故伊東信雄氏を中心として宮城県が始めて行った発掘調査である。国指定史跡城生柵跡の東方約800m離れた場所にあり城生柵跡の付属寺院と推定される。発掘調査では東西127m南北10.8mの河原石積基壇が発見されその周囲からは多賀城の瓦と同じ文様の瓦が出土している。奈良時代の仏堂跡と考えられている。加美町教育委員会 平成3年1月15日設置
奈切谷廃寺跡 菜切谷清水 加美町 加美郡 宮城県