春日新田の馬市跡 春日新田1丁目 上越市 新潟県
宝暦の頃、又左衛門(高浪忠太夫)という博労が東北地方から十数頭の馬を買い求めて売ったのが馬市の始まりで、当時春日新田は秋田藩主佐竹氏の預所のため、又左衛門は許しを得て市場に佐竹家の紋所の幕を張り高提灯を掲げた。 最盛期には千頭を越え、越後三大馬市(春日新田、椎谷、栃尾)の一つであったが第二次大戦により消滅した。