このペンギン像は、白瀬南極探検隊の壮挙25周年を称える記念碑の一部として、昭和11年探検船「開南丸」の抜錨地である現在の東京都港区の芝浦埠頭公園に建立されたもので、近代彫刻の草分け、文化勲章受賞者、故朝倉文夫氏の作品であります。 このペンギン像は、昭和30年頃から心ない者のいたずらによって、くちばしが折られ、翼がもぎとられ、無残な姿になっていました。探検隊の遺族で組織する「白瀬南極探検隊を億ぶ会」では、壊されたペンギン像を譲り受けて、幸いその原型が「朝倉彫塑館」に残っていたので、それをもとに修復し、秋田県を通して金浦町に贈られ、昭和59年9月4日、この地に竣工したものであります。金浦町教育委員会
ペンギン像(浄蓮寺)南金浦 金浦 にかほ市 秋田県