旧酒田の灯台 日和山公園 南新町 酒田市 山形県
この灯台は、木造六角洋式灯台で明治28年(1895)10月20日に最上川左岸河口に竣工した。棟梁は佐藤泰太郎といわれている。その後対岸に移され、昭和33年(1958)高砂に近代灯台が完成するとともに、町内会連合会の熱意によりこの地へ移築保存された。この灯台の光源は、当初石油ランプであったが、大正8年(1919)アセチレンガス明暗紅光に改良され、さらに大正14年(1925)電化された。 高さ12.83m  周囲18.45m  昭和63年8月23日  山形県指定文化財   酒田市教育委員会