芭蕉文学碑 象潟駅前 象潟町 にかほ市 秋田県
この文学碑は、松尾芭蕉の来象と秀れた象潟の俳文を称えて昭和47年に芭蕉文学碑建立委員会が建立しました。碑文は蚶満寺所蔵の芭蕉筆「象潟自詠懐紙」を拡大して刻んだもので、次のとおり書かれています
 象 潟
きさかたの雨や西施か ねぶの花
  夕方雨やみて処の何がし舟にて江の中を案内せらる、
ゆふ晴や桜に涼む 波の華
  腰長(こしたけ)の汐といふ処はいと浅くて鶴おり立てあさるを
腰長や鶴脛ぬれて 海涼し
       武陵芭蕉翁挑青 

にかほ市教育委員会