不玉亭跡 中町1丁目 酒田市 山形県
元禄2年(1689)の夏、芭蕉と曽良が訪れた伊藤玄順(俳号不玉)宅跡である。象潟行の前後を通じ9泊した「奥の細道」ゆかりの地であり、この間翁は左の名句を残した。不玉の墓は妙法寺に再建されている。
暑き日を海に入れたり最上川
温海山や吹うらかけてゆふ涼
初真桑四にや断ン輪に切ン