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| 十里塚の村が成立して間もない頃、村人の夢に直垂をつけた白髪の老人が夢枕に立ち、我こそは村の守護神であり、大波に乗って現われるであろうと告げました。翌朝、海岸に大きな木の根が打ち上げられていました。 ここにあるのがその木の根で、お根子様といわれているものです。お根子様は漁の安全や大漁祈願、綱よりや網はね・星合などの漁業に関する行事、また大美和神社の祭礼や折々の行事の時には必ず参詣する習慣になっていました。今でも漁や村の守護神として大切にされています。 平成６年３月 酒田市教育委員会 |
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| 十里塚の村が成立して間もない頃、村人の夢に直垂をつけた白髪の老人が夢枕に立ち、我こそは村の守護神であり、大波に乗って現われるであろうと告げました。翌朝、海岸に大きな木の根が打ち上げられていました。 ここにあるのがその木の根で、お根子様といわれているものです。お根子様は漁の安全や大漁祈願、綱よりや網はね・星合などの漁業に関する行事、また大美和神社の祭礼や折々の行事の時には必ず参詣する習慣になっていました。今でも漁や村の守護神として大切にされています。 平成６年３月 酒田市教育委員会 |