樋口一葉は明治26年7月20日、本郷菊坂町より下谷竜泉寺368番地に移り住み、この界隈を背景にして不朽の名作「たけくらべ」や「わかれ道」の題材を得た。(中略)なお一葉はこのあたりを「鶉(うずら)なく声もきこえて花すすき まねく野末の夕べさびしさも」と和歌に詠んでいる。   昭和51年11月23日(一葉没後80年)   台東区教育委員会
樋口一葉旧居跡