浅草神社 浅草
浅草神社は、推古天皇36年(628)に隅田川で聖観音を得たと伝えられる桧前(ひのくま)の浜成、竹成兄弟と、その像を安置して浅草寺を創建した土師中知(はじのなかとも)との三社の神を祀る神社であることから「三社さま」と通称されている。のちに、東照権現(家康)も祀られた。慶安2年(1649)に建立された社殿は、権現造りで重要文化財に指定されている。この神社の祭礼は、毎年5月に行われる「三社祭」で、神社神興三体の宮出し、宮入りと各町渡御、四十四カ町町神興の連合渡御などが行われる。