磐井神社 大森北1丁目 東海道
大田区文化財
「三代実録」によれば、貞観元年(859)「武蔵国従五位下磐井神社官社に列す」とあり、当社を武州の八幡社の総社に定めたといわれる。また、「延喜式神名帳」に記載されている古社であり、当社の由緒書によれば、徳川家の将軍もここに参詣したことが記されている。万葉集の「草陰の荒藺(あらい)の笠島を見つつか君が山路越ゆらむ」の歌にある笠島とは、ここの笠島弁天を指したものという説もある。  昭和49年2月2日指定   大田区教育委員会