本陣跡(聖蹟公園)北品川2丁目7−21 東海道
品川宿は、江戸4宿の一つで、東海道53次の第一番目の宿駅として発達した。ここはその本陣跡であり、品川3宿の中央に位置していた。東海道を行き来する参勤交代の諸大名や、公家・門跡などの宿泊・休憩所として大いににぎわったところである。明治5年(1872)の宿駅制度廃止後は、警視庁病院などに利用された。現在、跡地は公園となり、明治元年(1868)に明治天皇の行幸の際の行在所となったことに因み、聖蹟公園と命名されている。  平成14年3月28日   品川区教育委員会