慶長16年(1611)、徳川家康公の助成により、幕府の大工頭・中井大和守の配下によって建立されたもので、重要文化財の指定を受けている。略称を三門といい、貪欲・瞋恚・愚痴の三悪(三毒)を解脱するという意味からこの名がある。(中略)
様式は、組み物などは唐様を中心とし、勾欄などの和様、天竺様が加味されている。楼内には慶長から元和年間にかけて京仏師によって作られた釈迦三尊像、十六羅漢像などが安置されている。
大門(高麗門) 黒門築地塀
グラント松:米国第18代大統領グラント将軍は明治12年(1879)7月国賓として日本を訪れ、増上寺に参詣し記念としてこの樹(ヒマラヤ杉)を植えました。 大梵鐘 延宝元年(1673)に完成。高さ3m、重さ15t。江戸三大名鐘(芝増上寺、上野寛永寺、浅草浅草寺)の一つに数えられている。  今鳴るは芝か上野か浅草か
徳川将軍家墓所 「鋳抜門」
左右の扉に五個づつの葵紋を配し、両脇には昇り龍・下り龍が鋳抜かれている(青銅製)。
御成門:増上寺の裏門としてつくられたが、将軍が参詣する際にもっぱら用いられたので「御成門」と呼ばれるようになった。
芝東照宮:旧社殿(国宝)は元和3年の創建。大戦で焼失し昭和44年現社殿が完成。 有章院霊廟二天門
増上寺 三解脱門(中門) 東海道