福泉寺は、この地域有数の古刹で、往古は天台宗であったが十五世紀後半に真宗高田派に改宗した。 この門は、正面軒唐破風付入母屋造、本瓦葺、一間丁戸の楼門で、棟札などから寛政7年(1795)の築造であることが明らかとなっている。 このため、江戸時代後期における地方有力寺院の建築様式を顕著に示す貴重な例である。 平成13年10月 亀山市教育委員会
福泉寺山門 東町1丁目 亀山市 三重県