この常夜灯は、文政元年(1818)に東海道の灯標として伊勢神宮への祈願を込め桑名・岐阜の材木商によって寄進されたものである。石工は桑名の根来市蔵とある。安永は、町屋川の舟運や東海道筋の通行客を相手とする茶店などで賑わった場所であり、この常夜灯はその頃をしのばせる遺物である。 平成18年 桑名市教育委員会
伊勢両宮常夜灯 安永 桑名市 三重県