鈴鹿峠頂上にある巨岩で、岩面の一部が青黒色の光沢を帯びている。これは鏡肌(スリッケンサイド)と呼ばれ、断層が生じる際に強大な摩擦力によって研磨され、平らな岩面が鏡のような光沢を帯びるようになったものをいう。東海道において、鈴鹿峠は「東の箱根峠、西の鈴鹿峠」といわれるほどの難所で、山賊がこの岩を磨きそこに映った旅人を襲ったという伝説から、「鬼の姿見」とも言われている。 平成21年3月 亀山市教育委員会
鈴鹿山の鏡岩 旧鈴鹿峠  関町坂下 亀山市 三重県