熱田湊常夜燈・時の鐘 神戸町 熱田区 名古屋市 愛知県
熱田湊常夜灯
 この地は宮(熱田)の神戸(ごうど)の浜から、桑名までの海上七里の航路の船着場跡である。 常夜灯は寛永2年(1625)藩の家老である犬山城主成瀬正房(正虎)が、父正成の遺命を受けて須賀浦太子堂(聖徳寺)の隣地に建立した。その後風害で破損したために、承応3年(1654)に現位置に移り、神戸町の宝勝院に管理がゆだねられた。寛政3年(1791)付近の民家からの出火で焼失、同年、成瀬正典によって再建されたが、その後荒廃していたものを昭和30年復元した。名古屋市教育委員会

時の鐘
延宝4年(1676)尾張藩主光友の命により熱田蔵福寺に時の鐘が設置された。中略 昭和20年の戦災で、鐘楼は焼失したが、鐘は損傷も受けずに今も蔵福寺に残っている。以下略