丹羽家住宅 神戸町 熱田区 名古屋市 愛知県
丹羽家は幕末のころ、脇本陣格の旅籠屋で、伊勢久と称し、西国各大名の藩名入りの提灯が残されている。正面の破風付玄関は、かつての格式の高さを残している。屋根に上がっていた卯建は戦災で破壊され、現在は袖卯建のみである。 創建は不明であるが、天保12年(1841)の「尾張名所図会・七里渡船着」には当家のものと思われる破風付玄関のある旅龍屋が描かれえtいる。昭和59年、市の有形文化財に指定された。名古屋市教育委員会