永安寺の雲竜の松  昭和60年11月25日指定
永安寺は大浜茶屋(浜屋町)の庄屋柴田助太夫の霊をまつる寺です。 助大夫は1677年(延宝5)貧しい村人のために助郷役の免除を願い出て刑死したと伝えられています。 この寺を覆い包むように横に枝を広けたこのクロマツの巨木は、助太夫家の庭にあったものか、寺が建てられた時に植えられたものか不明ですが、樹齢は300年くらいと推定されます。 この松の樹形は、中心の幹が上へのびず、分かれた幹が地をはうようにのびて、その形が雲を得てまさに天に昇ろうとする竜を思わせるので「雲竜の松」と俗に呼ばれています。   樹高 4.5m  幹の囲 3.7m  枝張り 東西17m 南北 24m  安城市教育委員会
雲竜の松 永安寺 北屋敷 安城市 愛知県