当社は江戸時代初期に味噌醸造業としての態勢を整え、昭和16年まで伝統的方法で味噌造りを続け、数々の輝かしい業績をあげてきました。ここに展示したのは明治中期の仕込み場面を中心とするもので、ほかは現在ではみられない道具類、宮内省御用達の資料です。この建物は明治40(1907)年に出来た仕込み用の蔵を改装した土蔵で、以前は発酵の場も兼ねていました。一階の広さは297.55u=90坪(軒部分を除く)です。
カクキュウ八丁味噌史料館 往還通 岡崎市 愛知県