本陣・脇本陣
参勤交代時代から大名や公用旅行者の宿泊所を本陣・脇本陣と呼ぶようになった。伝馬の本陣は正徳3年(1713)頃は中根甚太郎、浜島久右衛門の二軒であったが、後に
中根甚太郎、服部小八郎、大津屋勘助の三軒が本陣、脇本陣は鍵屋定七、山本屋丑五郎、桔梗屋半三郎の三軒と推移している。岡崎東本陣(服部家)は現在の伝馬通り二丁目交差点辺りにあり建坪209坪半で部屋は200畳以上、脇本陣を勤めた桔梗屋は総坪数125坪半のうち建坪105坪とどちらも玄関や書院を持つ豪壮な建物であった。
西本陣(中根甚太郎)跡 伝馬通2丁目 岡崎市 愛知県