江戸初期に作られた今切関所と新居宿は、元禄12年(1699)の災害で中屋敷(現在の新居高校付近)へ移転するまでこの地にあり、大元屋敷といった。当時は東の端に関所があり、その西側へ一本筋の町並で、城町(泉町)、中町、西町と続き、西町の入口が桝形になっていた。中屋敷への移転後関所と宿場は、宝永4年(1707)の大地震で倒壊し、今の場所へ移った。 新居町教育委員会
大元屋敷跡 新居 新居町 浜名郡 静岡県