官道として東海道が開かれたのは1200年位前で、鎌倉幕府開設以後、京都・鎌倉問の交通頻繁化に伴い急速に発展し、国内第一の幹路となり駅なども整備されました。その後江戸時代には、街道の駅路を修理し両畔に松樹を植え一里塚を設け、東海道53次を定めました。このうち掛川には掛川宿と日坂宿のニ宿があり、ともに明治維新まで栄えました。現在では国道一号線、東名高速道路、東海道本線、新幹線が通り東西交通の要路として重要な位置をしめております。松並木は近年松食い虫の被害で枯れ、岡津・原川間に僅かに残っているだけです。
 旧東海道松並木岡津〜原田 掛川市 静岡県