ここは平将門の首級を祀る十九首塚です。(中略)秀郷は将門をはじめ一門の家臣19人の首級を持って京に上がる途中掛川の宿まで来ました。一方、京からは検視の勅使が派遣されこの地(現在の十九首町)の小川(東光寺南血洗川)で首を洗い、橋に架け検視を受けました。首実検の後、秀郷は「将門は逆臣なりとも、名門の出である。その罪重しといえども、今や滅びて亡し。その死屍に鞭打つは礼に非ず。」と19の首を別々に埋葬し、懇ろに供養しました。時は天慶3年8月15日でありました。以下略  平成14年3月
十九首塚 十九首 掛川市 静岡県