江戸時代に諸大名が江戸へ往来した時の旅宿にあてた宿駅の旅籠屋を本陣といいます。日坂宿本陣の屋号は「扇屋」代々片岡家が世襲で営んでいました。本陣の敷地は凡そ350坪・建坪220坪、門構・玄関付きの建物でした。嘉永5年(1852)の日坂宿の大火で全焼、再建後、明治3年(1870)に店を閉じました。その後の学制領布に伴い、明治12年より跡地を日坂小学校の敷地とし、家屋は校舎として利用されましたが現存しません。  日坂地域振興の会・日坂宿おこし委員会
本陣跡 日坂 掛川市 静岡県