江戸時代、東海道の宿泊は、53次の宿場のみと定められていましたが、間の宿岩淵には、富士川の渡船待ちもあって、特に小休本陣がおかれていました。常盤家は、江戸時代後期に三軒あった小休本陣のうち、現在まで残った一軒です。現存する建物は、1854年の安政の地震後に再建されたもので、国の有形登録文化財となっています。前庭の槇の木は町指定文化財。 1703年の宝永の地震に際して、それまでの岩淵宿が壊滅したため、現在地に移転しました。  「逢の宿岩淵」散策マップより  富士川観光ガイド協会

常盤家小休本陣 岩淵 富士川町 庵原郡 静岡県