慶長7年(1602)6月、東海道往還の富士川渡船が開始され、同19年には甲州三河岸(鰍沢・黒沢・青柳)との通船が行なわれました。東海道を上下する旅行者や通船関係者は、この「上り場」を通って船に乗り、また街道に出ました。 「上り場」常夜燈は、富士川渡船と甲州通船の交通安全を祈って、文政13年(1830)正月、甲州三河岸・岩淵河岸商人・富士川渡船関係者らが再建したものです。  平成2年2月1日  富士川町教育委員会

渡船「上り場」常夜燈 岩淵 富士川町 庵原郡 静岡県