(江戸時代初期・江戸から30里)
前略   この一里塚は、清水町伏見にあるもの(現玉井寺及び宝池寺地内)から計測すると距離が不足であるが、本来は本町地内につくるものを宿場内であるために東方に寄せて、日桟神社旧参道脇のこの地に築いたといわれています。江戸時代の絵図には、反対側の狩野川の川べりにも一対の片方が描かれていますが、現存していません。また、沼津市域では大諏訪と松長の境に31里目、原地内に32里目の一里塚がありましたが、これらも現存していません。 ここには、終戦直後まで榎が威容を誇つていましたが、枯死したためにあらたに植えられています。    平成10年11月 沼津市教育委員会
 一里塚 平町 沼津市 静岡県