芦ノ湖 箱根外輪山 箱根町 足柄下郡
芦ノ湖が生まれたのは約2万6千年前と言われています。噴火による堆積物で早川がせき止められ、仙石原を含め現在の芦ノ湖より4倍も広い古芦ノ湖が誕生しました。(中略)いまから3千年前大湧谷の爆発で起きた神山の山崩れによって、古芦ノ湖は仙石原と現在の芦ノ湖に分離され、下流に位置する仙石原は水が早川へ流出し、干しあがって湿原になりました。
箱根火山は、富士火山帯に属し新旧二つの外輪山と中央火口丘からなる三重式火山で、三期に分けた火山活動のうち第一期の活動で三国山、丸岳、明神ヶ岳など古期外輪山が、第二期の爆発により浅間山などの新期外輪山が形成され、第三期(6万6千年〜現在)の火山活動によってできたのが、
正面に見える(左から)神山、駒ヶ岳、二子山などの中央火口丘です。