木村久夫碑 妙教寺 納所北城堀 伏見区 京都市
音もなく我より去りしものなれど書きて偲びぬ明日といふ字を  木村久夫
木村久夫君は京都大学在学中学徒兵に徴集され終戦後シンガポールにて逃げ去った上官の責任を負わされ無惨にも絞首刑となって若き命を断たれた昭和21年5月23日28歳この歌は刑執行確定後の作である。木村君の遺書全文は「きけわだつみのこえ」に収録されている 乞必読