金勢神社の由来
文化7年(1810)現在地に金精祠堂を建立し、大正6年、昭和49年の2回に亘って建て替えられている。 金勢神社には、金勢様(神)と白龍神が鎮座して漁業に従事するものは海上安全、大漁満足、諸災悉除祈願をして崇拝している。金勢様は五穀豊穣、男女の縁結び、子宝、出産、性病の治癒、子孫繁栄、商売繁昌、そして福の神としても崇拝され、特に「子宝に恵まれない人は御神体(男茎形)を一夜借りて寝ると必ず子宝が授かるとされており、その霊験を受けた人は陽物(男茎形)を奉納し、不妊の婦人は大きな御神体にさわって祈願したといわれている。 かっては、例祭に子ども山車が威勢よく繰り出し、道端には出店が軒を並べ、北陸方面等からもお参りに来て、参拝者が列をつくるほどの賑やかさであった。 大畑町教育委員会
金勢神社 湊村 大畑町 むつ市 青森県