布海苔発祥の由来
明治初期頃、当時下風呂の船入り間が悪く、海産問屋佐賀平之丞氏81827〜1893」は船入り間の改修工事を村人の人足により行い、護岸や防波堤工事に捨石が使われました。それから一年目の干潮時捨石に布海苔が着生しているという貴重な発見をした。新しい石に布海苔が着生するという事実は捨石すれば布海苔漁場が拡大出きるということが頭の中にひらめいたからである。当時の住民の生活は貧しく、漁民は山稼ぎと海藻の採取のみの生活であり、捨石により新しい収入への途がひらけた、その後青森県内及び全国的にこの事業が行われるようになった。現在では、漁業振興の一環として国・県・村の補助事業により各漁業協同組合の事業として行われ、漁家経済の安定を図っている。 平成6年3月 風間浦村長
布海苔発祥の地 蛇浦 風間浦村 下北郡 青森県