月桂冠大倉記念館 本材木町 伏見区 京都市
酒どころ伏見を象徴jする景観として多くの人達が訪れるこの一帯は、「重要界隈景観整備地域」に指定され、また「京都百景」のひとつとして親しまれています。月桂冠は1637年(寛永14年)、この地で屋号「笠置屋」酒銘「玉の泉」として創業しました。以来、伏見城外堀に面した大倉家本宅や酒蔵、旧本店など、江戸後期から今日に至る建物が歴代当主によって築かれ、今日に伝わっています。酒の博物館「月桂冠大倉記念館」は、かつての酒蔵を活用し、1982年(昭和57年)に開館しました。酒造り唄の流れる館内には、「京都市 ・指定有形民俗文化財」の酒造用具類をはじめ、明治期のぴん詰め商品やなつかしいポスター、写真等を展示しており、ご見学後はきき酒もお楽しみいただけます。また、春と秋には「酒蔵コンサート」や「酒蔵寄席」も開催しています。