秋葉山常夜燈由来
寛政時代火防神として秋葉山が勧請され常夜燈が各地に建立されたのは火防と治安出船入船の就航の安全をはかるためで船着場や海岸近くの岩上に建てられた。この常夜燈が町方三町の申合わせにより藩主の許可を得て亀井戸木戸の内番所の前菱垣の土手に付け壱間四方の土台の上に建てられたのは寛政11年正月である。大正4年11月に同所に於いて土台を改築し昭和10年12月柳町内河岸へ移転玉垣を新設した。更に昭和43年9月汐川の拡幅と船倉橋の架変へにより現在地に移転改築した。大祭は毎年12月16日当時は徒歩にて3日を要して代参をたてその帰りをまって18日に行われるが例である。
秋葉山常夜燈 柳町 田原町 田原市 愛知県