万葉歌碑(麻続王の歌) 碑の歌は天武4年(676)天武朝の皇族で三位の位いの麻続王が罪をえて伊良湖に流されたとき里人が哀傷して 「打ち麻を麻続王海人なれや 伊良虞の島の玉藻刈ります」 (麻続の王は海人であるのか海人でないのに伊良湖の島の海藻を刈って居られるおいたわしいことだ) と詠んだのに王が感傷して和えられた歌である 「うつせみの命を惜しみ浪にぬれ 伊良虞の島の玉藻刈り食す」 (この世の命が惜しさに私は波にぬれてこの伊良湖の島の海藻を刈って食べているのです) 歌は万葉集巻の一から出典 書は郷土出身芸術院会員文化功労者 鈴木翠軒先生 |