雑忠家 1丁目 下田市 静岡県 

文政元年(1818)の建築
白と黒の碁盤目が斜めに交差するなまこ壁は、古風で独特の下田情緒を街にかもし出しています。防火、防湿のため土壁に瓦をはめ込み、継ぎ目に漆喰を盛り上げて固めた土蔵造りの一種で、盛り上がり方がなまこに似ているところからそう呼ばれ下田では民家や商家に良く使われています。