韮山反射炉 中 伊豆の国市 静岡県
鋳鉄製24ポンドカノン砲  復元  
24 Pound Cannon The reproduction Made of Cast−iron
幕末、韮山の代官江川太郎左衛門は、欧米諸国の進出から国防の必要性を幕府に強く訴え、江戸湾防備のため品川沖に台場を築造しました。 韮山反射炉は、この台場に据える大砲を鋳造する施設で、反射炉(溶解炉)を中心とした製砲工場でした。 24ポンドカノン砲は、韮山反射炉で最も多く鋳造されたと考えられるもので、長沢家(江川家家臣)に残る古図を基に復元鋳造したものです。全長3.502m。 重さ3.5t。 この復元大砲は、清水町(株)木村鋳造所の創業70周年記念事業として鋳造していただいたものです。 平成10年3月    韮山町教育委員会