一色一里塚跡・鶯ヶ端 一色
米原市 滋賀県
ここからは、特に西方の眺めがよく、はるか山間には京都の空が望めるというので有名で、旅人はみな足をとめて休息したという。平安時代の歌人で、中古三十六歌仙の一人、能因法師も
旅やどりゆめ醒井のかたほとり 初音もたかし 鴬ヶ端
と詠んでいる。