外村宇兵衛家 五個荘 東近江市 滋賀
五個荘商人を代表する外村宇兵衛家は、近江商人として活躍していた外村与左衛門浄秋(6代目)の末子嘉久が、享和2年(1802)に分家して宇兵衛家を興したものです。文化10年には独立して商いを始め、努力の末に東京・横浜・京都・福井などに支店を有し呉服木綿類の販売を中心に商圏を広げました。明治期には全国長者番付に名を連ねるなど近江を代表する豪商としての地位を築きました。以下略