かってセミナリヨ(カトリック小神学校)のあったこの土地が、織田信長より教会建設用地として下附されたのは、1580年(天正8年)5月22日のことであった。これによってイエズス会のオルガンチーノ神父は直ちに高山右近をはじめ近在の信者たちの熱烈な援助を受けて、ここに三階建ての堂々たる住院を完成したが、その後間もなくこの建物を用いてセミナリヨが開校された。 以下略
セミナリヨ跡 下豊浦 安土町 蒲生郡