堀井家は、中世には近江源氏佐々木氏の家臣であったが、佐々木家没落後に農商に転じたと伝えられ、江戸時代後期には関東で酒・醤油の醸造業を営み近江商人として活躍した。第38代を継いだ新治郎(1856〜1932)は、明治27(1894)年に80年以上にわたる大ヒット商品となった謄写版を発明し、東京神田で謄写堂(のちに堀井謄写堂、(株)ホリイと社名変更)を開業した。以下略
旧堀井新治郎家住宅 蒲生岡本町 東近江市 旧御代参街道