旧上街道 天王通り2丁目 津島市 愛知県
織田豊臣時代から名古屋北西部より清洲甚目寺、木田勝幡をへて津島へ入る道で街道の両側にみられる家のつくりは昔のようすを残している。とくに今から130年ほど前(江戸の天保年間)には伊勢参りとともに天王さまへのおまいりの道として記録にも残されている。「津島まいらねば片まいり」といわれた時代の主な街道として佐屋街道とともに大いに利用されていた。今の「本町通り」の地名は当時栄えていた町並みであることをあらわしている。