六角池
今から約350年前に清末藩が始まるまでは、旧山陽道から沖合いは海で、今の本町・西町(当時の蔵本・道祖上・中原)の住民は自分の家には井戸がなく、大地主の石井氏が井戸を掘り、六角の井側を付けて皆に水を汲ませてあげていました。場所は本町の西境の低いところでした。清水が無限に湧く石井の池は、六角池と呼ばれていました。清末の清はこの清い水が起源とも言われています。昭和30年頃通学路を作る時に埋められましたが、井側だけが記念として小学校に保存されていました。今回それをここに移設したものです。平成11年3月  清末ふるさとまちづくり推進協議会

清末(きよすえ)藩邸跡・六角池井側 清末陣屋 下関市 山口県