”大仏さん”で知られる古都・奈良。その奈良の都を模して、周防の国衙の立馬場に建立されたのが辻福寺の大殿殿です。建立されていた土地が明治25年(1892)、毛利氏庭園の用地に定められた時にこの地に移築されました。坐っている像の高さは約3mで、仏像の作者は周防の国司であった俊乗坊重源上人と伝えられ、今日広く信仰を集めています。

多々良大仏 多々良2丁目 防府市 山口県