道標 浮野 江泊 防府市 山口県

この二本の石柱は、それぞれ「こんひらみち」と、「あじなみち」と刻まれた道標です。建てられた詳しい時期は不明ですが、江戸時代末の萩藩の町や村の様子が報告された「防長風土注進案」によると、浮野村山に金比羅社が、法華寺山に「阿品新四郎霊」を祭った阿品社が、各々あったことが記されており、これらの社への道を示すため、建てられたものと思われます。平成20年10月 防府市・浮野自治会