街道松 桜尾本町 廿日市市 広島県
旧国道筋は江戸時代には西国街道と呼ばれ、大阪から長崎に通じる重要な道でした。 この道には1里(約4km)ごとに一里塚松があり、道の両側に3間(約6m)ごとに街道松が植えられ、美観と共に旅人に便宜を与えていました。このあたりも、東の佐方中橋から桂公園のあたりまで、文政2年(1819年)には68本の松並木があったと記録されています。 廿日市市内では、現在、わずかにこの1本だけとなり、昔の面影をしのばせています。   廿日市市教育委員会